LOVE'S HAWAII Editor News

_ひぃ散歩_。Vol.12
家具屋さんめぐり @ ワード地区

私がHawaiiに移住を決めてホノルル空港に降り立ったあと向かった賃貸の新居には机もベットも布団も室内灯も、、、、そう。なにもかもなくて。
その日はWal☆Martで大急ぎで買った小さな室内灯で灯りをとり、薄手の毛布を子供達の敷布団代わりにした。私の布団はアメリカ製の分厚いカーペット。
そして、私達家族の夢と未来と身の回りのものを詰め込んだダンボールを机代わりにしてしばらく食事をするというサバイバルキャンプのような新生活。そしてそれは家具屋さんめぐりをしてひとつひとつお気に入りを買い集めるという新婚時代のような嬉しく楽しい生活のはじまりだった。
ハワイではワイキキの商業用賃貸物件以外は冷蔵庫、洗濯機、食洗機と新しい時代の家電三種の神器以外の家具は無い物件がほとんどである。
もちろん。ここはアメリカなのであつあつのシャワーのお湯つきではあるが、、、。

さて。話は戻るがそんなわけで我が家はフォークの一本から大人1人では持ち運びできないベットマットやコンソールまでハワイの雑貨屋さんや家具屋さんを巡り、家具を揃えることとあいなった。それが観光で訪れていたHawaiiとはまた違う生活としてのハワイの領域に踏み込んだ第一歩だったとも言えたのかもしれない。
そんな原点を思い起こす家具屋さんがワード地区には沢山ある。

最初はFutons Rattan。名前のとおりラタンの家具屋さん。
店内は少し70年代調のファブリックを使ったソファー中心のラタン家具。

懐かしい匂いのする店内。実家にあった古ぼけたベビーベットはラタン製だったことを思い出す。ファブリックは沢山ある見本から選んでオーダーメイド可能。ノンビリゆったりするにはツルツルの本革ソファーより実はファブリックを使ったソファーの方が最適なんだってことを知っている方の御用達のお店だ。

レトロで可愛いなぁ、、、。
今にもクラッシックなウクレレの音が聞こえてきそう。
焼きたてのザクザクのオヤツスコーンがテーブルの上に、お庭では子供達とワンちゃんが楽しげに水遊び、、、、。
そんな風景が浮かんでくる。暖かい暖かいおうち。

さて、次なるお店はFISH CAKE
お洒落なデサイナーズマンションにピッタリな家具が見つかる。ロハスな生活にマッチングするようにスタイリッシュながら素材は天然のものが使われている雑貨も多い。

元はかまぼこ(FISH CAKE)工場だった店内にはヴィンテージ家具から、ローカルデザイナーが手がけた一点ものの家具が並んでなんだかアートギャラリーの雰囲気。

なんだろう?ここに来ると物凄くワクワクする。デザイナーさんたちの物作りへのパワーを感じるからなのかな?
ホント、ワクワク感が止まらない。

お次はちょっと大物を扱うお店。Bali Aga。
インドネシアからの輸入家具なので大きくて木彫りなどの職人技が光る素敵な家具。

もう1年以上前だけどここで足の部分が流木でできたコーヒーデーブルをみつけた。
大きなものだったから1日迷って次の日にお店にいったら完売していたの。残念!!
ハワイは島国。物流が俄然少ない。この時にハワイのお買い物の流儀を学んだ。

『見つけたら買い!良いものは足が速いょ!』、、、だ。たぶん。2度とお目にかかれないのかも、、、あのレベルの流木アートのコーヒーデーブル。
そんな巡り会いや悔しい思いが楽しくて、テクテク家具屋さんを巡る。机一つない移住当初の甘酸っぱい思い出と共に。
あー。ハワイにはまだまだ可愛い雑貨屋さんやホームセンターが沢山あるの。
ちなみに私はホームセンターも大好き。自分専用のインパクトレンチ(電動ナット)をもっているといえばご理解いただけますでしょうか?
しかもホームセンターは店舗の立ち上げの時に毎日通った聖域だ。
ハワイにはまだまだ皆様にご紹介したいお店や場所や美味しいものが沢山。

さてさて。それはまた次のお散歩で、、、、、。
是非またご一緒いたしましょう。

Hitomi♥

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