Pikake Press、オーナーデザイナー、レスリーは多くの人びとに再び紙とペンを手にとって欲しい、と言う思いからレターセットなどの制作をはじめた。
手書きの手紙やカードはとても素敵で、楽しいものだと彼女は言う。
彼女により作られるカードによって、人びとはそれぞれのストーリーや記憶を呼び起こされる。
文字を書くこと…それは今では私たちを取り巻くコンピューターの電源を落とし、emailでは表せない何かを伝えるという表現。
彼女の作り出す作品により、誰かが再びペンを持ち、文字を書くことに目覚めてくれたら素晴らしい!と彼女は心から望む。
作品の作り方は、すこしずつ集めてきたというペーパーコレクションの中から、色や組み合わせ、柄の相列などのバランスを考え土台になるペーパーを選ぶ。型紙にそってラインを引き、カット、のり付けをして折っていく。
カットは機械に頼らず、すべてこのアトリエで、ひとつひとつはさみを使い丁寧にカットしている。とても時間がかかる作業である。彼女の作る作品はとても綺麗な仕上がりだと評判なのも納得できる。
一枚一間切るのは大変ではない?と聞くと、何かを生み出すために想像したり、作ったりすることはとても楽しいと彼女は笑顔で話してくれました。
作業デスク前の窓からは、カイルアの自然豊かな風景が見渡せることができ、穏やかでとても心地よく、カイルアの風を感じることができる素敵なアトリエである。
白をベースに素敵にコーディネーションされたリビング。
文化や歴史などが書かれている写真集KAILUAは大切にしている本だという。
休日は、家族と過ごす時間を大切にしている彼女。音楽を聞いたり、読書をしたりゆっくりと過ごしているという。
ミニカレンダー、レターセット、ポチ袋など色々な商品を制作している。
どの作品からも彼女の人柄、優しさを感じることのできる。