Love's Hawaii Creator

カカアコからアートを発信するクリエイティブカップル
Wooden Wave

Wooden Wave(ウッデン・ウェーブ):オアフ島ホノルル在住のアーティスト、ウッデン・ウェーブはノースショア出身マットとマウイ島出身ロキシーのローカルカップルのアーティスト名。ロキシーが主にカラーを担当し、マットがドローイングを行う。ハワイの自然を愛する二人のアイデアでクリエイトされるツリーハウスアートは彼らのシグニチャー。その一方で、大好きなサーフアートも手がける。

ハワイ大学での出会い、そして共同作業でアートをスタート
マット&ロキシー・オーティスはとってもキュートなアーティストカップル。マットはノースショア出身、ロキシーはマウイ島出身という生粋のローカルである二人は、共同作業でアートを描くウッデン・ウェーブというアーティスト名でカカアコを中心に活動している。ハワイ大学アート科で出会った二人は、すぐに意気投合して一緒に作品を作るようになった。

仲良しの二人は一緒にアイディアを出し合いながら、アートを描く。グラフィックデザイナーとして地元の雑誌などにアートを提供しているマットがデザインを主に担当し、美術教師のロキシーが色彩を担当。本番のアートは二人で一緒にペイントしていく。アートのテーマは、"ハッピー、サステイナブル、プレイフル"。ハワイだからこそ感じられる自然や文化を軸に、彼らのシグネチャーアートであるツリーハウスを描いていく。タロイモが植えてあったり、ハワイのサーフィン文化を象徴する様々なサーフボード、雨水をキャッチするバケツなど、まさに彼らのテーマにぴったりなディティールが印象的なアートである。ツリーアートにはあえて人は描かないようにしているそうだ。この絵を見た人が、自分がまるでこのツリーハウスの世界にいるように感じてもらいたいから、という思いからだ。このツリーアートは、ハワイ大学近くのコクア・マーケットの壁画や、カカアコで年に一回開催されるアートイベントPow!How!Hawaiiで描かれた。

そして、ウッデン・ウェーブのもうひとつのテーマがサーフアート。サーファーにとってハワイはまさにパラダイス。最高の波、海を取り囲む美しい自然、ハワイのサーフィン文化などを彼ららしくアートに反映させている。マットが得意とするハンドドローイングで描かれるサーフアートは、独特のタッチが実にかっこいいのだ。「サーフィンとアートが私たちをつないでいるの」と、語るロキシー。

TシャツブランドVers Hawaiiからの再出発もともとVers Hawaiiというオーガニック素材のTシャツブランドをハワイで展開していた二人。Vers Hawaiiは順調に成長していたが、Tシャツプロダクションや在庫管理で忙しくなり、徐々にアートからはなれる生活になってしまった。そして、もう一度アートを中心としたライフスタイルを築こう!と、二人は決意。ウッデン・ウェーブとして再出発をした。このアーティスト名は、木の波を描いた過去の作品から名付けられている。
最近では、カカアコの開発プロジェクト"OUR KAKAAKO"にインスタレーションアートを提供するなどアーティストとして積極的に活動中。信念に導かれて再出発を果たした、ウッデン・ウェーブ。カップルでアートを描き続けるクリエイティブ・チームの今後に注目だ。

ブランド情報

Wooden Wave ウッデン・ウェーブ
http://www.vershawaii.com/

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