オーナーシェフNORI: 
大切な一皿

モンサラット通りにある人気プレートランチのお店、パイオニアサルーンのオーナーシェフ、NORIさんにお話を伺いました。

NORIさんにとっての大切な一皿はありますか？
僕の想い入れのある一品は、
2009年のオープン当初からあるプレートメニューのアヒステーキですね。

実はハワイでは美味しいアヒ（＝マグロ）が毎日沢山水揚げされているので
鮮度の良いアヒを使ったプレートメニューは入れたいな～と思っていました。
僕自身、パイオニアをオープンするにあたり、今までにないプレートランチのお店にしたかったこともあり、お客さまにどういうメニュー提供したら喜んでもらえるか、色々と考えましたね。
ハワイでポキ丼は色んなお店で目にするけど、半生のステーキってプレートで提供しているお店はないかなと思い、「アヒステーキ」が生まれました。

オープン当初は、1日5パウンド（約2.3kg）の少量のを毎日仕入れていました。
半年、1年、2年…とお客さまに食べていただき、リピートしてくださるローカルの方々も増えて・・
徐々にですが、毎日の仕入れ量も増えていき、看板メニューになるまでに成長してくれました。 今は、1日30パウンド（約13.6kg）オープン時の約6倍も仕入れていて、それでも夜になると売り切れる日もあります。
本当にありがたいですし、嬉しいです。

ウッド調の店内には、新たに大きなシェルが壁一面に作られて、ローカルアーティストの作品やNORIさんがセレクトしたビンテージ雑貨も販売されています。
のんびりした心地よい空気が流れる店内にはゆったりとした時間が流れ、
NORIさんの朗らかな人柄を表すかのような、ほんわか優しい気持ちにさせてくれるお店です。
パイオニアサルーンは、ローカル、旅行者、みんなに愛され続けることでしょう。