2013年秋に初出荷されて以来、その噂が徐徐に広がり、話題になっている焼酎『波花・なみはな』
オアフ島ノースショアにある町ハレイワ、中心部から少し離れると昔ながらののどかな風景が広がっています。その場所に平田夫妻が営む「波花・なみはな」を生み出す「Hawaiian Shochu Company(ハワイアン焼酎カンパニー)」の蔵はあります。ハワイで芋焼酎を作ると決めた平田ご夫妻、ご主人は鹿児島に移り住み、芋焼酎の作り手である「万膳酒造」で3年間の修業の後、師匠から独立を許されハワイへ渡ったそうです。そして、数々の苦難を乗り越えて、9年越しの夢を叶えたのは2013年秋、初出荷がされ波花は誕生したのです。
波花の製造過程とこだわり
まず、一番初めに米麹作りから…
焼酎の製造には、米麹が非常に重要になると平田さんは語ります。使用しているのはKodaさんの所で作っている、最高級米Koda Farmsの国宝ローズ。Kokuho Roseはアメリカを代表するカルフォルニア米、中粒種の一つ。
米を洗ったら米を蒸します。蒸し終わったら真ん中の箱にお米を広げ、その上にぱらぱらと麹菌(日本から輸入をしている)をかけます。麹を作るためです。
その後、手で揉んでいきます。
平田さんは手で揉む、「手こうじ」という手法で米麹を製作しています。
次に麹部屋の左にトレーのような箱に少しずつ入れて、3~4時間ごとに手入れを行い、48時間、丸2日すると、米が米麹になります。麹というのはカビなので、米にカビが生えたような状態になるそうです。
麹が出来たら部屋から出して、発酵させます。
上の写真は、出してきた麹を全部一つの壷に入れてお水、酵母を加えてた状態もの。
ここからさらに1週間、発酵させます。
モロカイ産
ハレイワ産
波花の主原料はハワイ産(ノースショア)のオキナワン・スイートポテト(紫イモ)
サツマイモは綺麗に洗って、要らないところだけを切って皮ごと蒸します。ハワイ産の蒸したさつま芋と米麹を入れて「もろみ」が発酵。紫芋が持つポリフェノール系の色素によって、もろみが紫色に変化します。蒸したら量が多いので2つの瓶壷にいれ、ここに発酵させた米麹を加えます。
すると「もろみ」ができます。さらに10日間発酵させます。
次に蒸留をします。発酵した瓶壷2つ分もろみ全部を木樽入れて熱を加えます。もろみが沸騰すると蒸気が上がってつながれたパイプを通り、隣のシルバーのタンクに行くのです。タンクの中には冷たい水がいっぱい入っていて、蒸気がパイプを通ってくる間に冷やされ、液体にもどります。そして
透明な液体となって、たらりと垂れてくるのが焼酎です。満タンになったら半年間熟成させて、初めて市場に出回る商品となります。1サイクルで3000本の量がとれ、年間2サイクルで約6000本が作られます。
前例もない、電気もない、水道もない、という異国の土地で焼酎を造ることは、想像を絶するほど大変だったけれども、地元の人々のサポートは本当に心強く、乗り越えられることができたと、平田さんは語る。
平田さんご夫妻の人柄と、丹誠込め作られた高品質な焼酎 波花の味は、毎年着実にファンを増やし続けています。
2016年春、6番目の出荷となった「Three islands」というニックネームがつけられた『波花・なみはな』
その理由は、3つの島。モロカイ島、オアフ島(ノースショア)、ハワイ島のサツマイモをブレンドして造ったからだそうです。今回の「No6 Thee Islands」の特徴は、
黒麹で仕込んでいるのでしっかりとしたサツマイモの風味と濃厚さが特徴で、
モロカイ島のサツマイモを用いたので、よりフローラルな香りに仕上がっています。
ショップ情報
ハワイアン焼酎カンパニー
現在、波花の小売(受け渡し)はハレイワの蔵のみで行われています。
ハレイワの蔵で購入する場合は、事前にハワイアン焼酎カンパニーまで必ずメールで
事前予約をお願い致します。
1本(750mlビン)税込$39.75 / 本数制限/1回の予約(1組)12本まで
Eメール:Kaloimo@gmail.com
注意!携帯メールへの返信が出来ない場合がございます。
メール受信設定をご確認頂くか、他のメールアドレスよりご連絡お願いします。
いつもLOVE’S HAWAIIを応援して下さっている皆様に
平田さんご夫妻から特別にご提供を頂きました波花・No6を2名の方にプレゼントいたします。
◆応募条件:LOVE’S HAWAII のファンであること
◆応募方法:ご連絡/氏名・生年月日・住所記入いただき loveshawaiishop@gmail.com までメールにてご応募ください。
◆応募期間:~2016年4月20日23時59分(日本時間)
◆当選発表は発送をもって代えさせていただきます。