秋から冬にかけてプロサーファー達が世界中から集結するサーフィンの聖地、オアフ島ノースショア。その中心エリアでノスタルジックな町並みがキュートなハレイワの町にあるサーフショップ、タンバ・サーフカンパニー。老舗サーフショップが並ぶハレイワタウンの中では新しいショップであるが、元々はカウアイ島カパアにある有名サーフショップで、ハレイワ店は２号店なのだ。

赤と黄色を基調としたポップなカラーのお店は、町中で一際目立つ店舗である。店内はオリジナルロゴグッズとサーフボード、サーフ用品が所狭しと並んでいる。そして、お店にいるのはオーナーのサーさん。カウアイ島出身だが、２号店オープンでオアフに移り住んだのだそうだ。

生粋のハワイローカルであるサーさんが経営するタンバ・サーフカンパニーは、ローカルサーファー達から愛されているブランドの一つである。オリジナルグッズのバリエーションも、メンズ、レディース、キッズのアパレルから、キャップ、ビーチサンダル、サーフワックス、財布などの雑貨物まで豊富だ。

グッズの中でも人気のキャップは、デザインも豊富。ローカルサーファー達がかぶっている姿を見ることもあるのではないか？オリジナルのグッズはサーさんが厳選して製造会社を選び、クオリティーも重視している。

ハワイの人たちは国内生産やローカル企業であることに関心が高く、地元産業をサポートしようという意識がとても高い。 そんな需要を感じ、最近ではハワイで衣料の製造も試みているというサーさん。太平洋の真ん中にある小さな島々であるハワイでは様々な物を輸入に頼らなければならないが、近年地産地消が叫ばれつつある。そんな流れの中で、ローカルのファン達から支持を得ているタンバ・サーフカンパニーは、サーさんの実直でアロハな人柄がお店の発展に大きく影響しているのだと思う。ぜひ、ハレイワタウンに行く際には、タンバ・サーフカンパニーを覗いてみよう。