ワイキキから少し離れたSouth Beretania St. (サウス・ベレタニア・ストリート)にある渡辺ベーカリー。
私の学生時代の友人Chrisのお父さんが経営をしているお店。
ハワイで長年ローカルに愛され続けている大人気のベーカリーです。
ここは、以前　「フジパン」という名前で、日本のチェーン店として営業していましたが、フジパンがハワイ店を閉店することになり、Chrisのお父さん（現在のオーナー）Koseiさんが買取り、
店名も新たに、渡辺ベーカリーを始めたそうです。

ハワイにいながら、日本の味が楽しめて種類も豊富。
食パンから、シンプルな味のもの、ちょっと甘いペストリーまで、
値段もとてもリーズナブルということで、ローカルに人気のお店。
毎朝6時からオープンするので、朝食として買いに来られるお客さんが多く、昼頃には、かなり品数が少なくなってしまうので、早めの時間に訪れるといいかもしれません。

オーナーの奥様のLynneさんは長年、毎日、パン作りをされています。
Lynneさんは昔ベーカリーの隣にあったTaniguchi Store(谷口ストア)の娘さんなんです。
谷口ストアは、1916年日系の谷口光一さん・タニヨさん夫妻によて創業された、ハワイではじめて日本の食料や日用品を扱う雑貨店だったそうです。

パン職人の方は、みなさん日本人の方々、だからこそ日本のパン屋さんと同じ味が作りだすことができるのかもしれませんね。パンの種類はたくさんあって、子供が喜びそうな可愛い動物パン、エッグサンドウィッチ、
カレーパンなど色々と創意工夫されて作られています。
このテーブルでは、あんこがたっぷり入ったお店で人気のあんぱん。ひとつひとつ あんを丁寧に詰めてカタチを整え作っています。

シンプルなデニッシュパンを製作中。渡邊ベーカリーは熟練のパン職人の方達ばかり。
ワイキキのドンキ・ホーテやホテルなどにも、パンを出荷されているそうです。
右は、色々とりどりの、マラサラダ。紫色は、ハワイならではのポイ・マラサダ。
ここにしかない一品です。

旅先での朝食やおやつに、ちょっと足を延ばして渡邊ベーカリーに出かけてみては・・・
日本の懐かしい味に、ほっと心もお腹も満たされることと思います。
そして、とっても明るくて気さくな私の友人Chrisも出迎えてくれるかもしれません。
是非、お気に入りのパンをみつけに訪れてみてください。
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