ロマンスには人それぞれ、全く違った形があると思う。
バラとキャンディを欲しがる女性もいれば、男たちががんばって貯めたお金で高価なプレゼントを望む女性もいる。
ある女性はキャンドルライトのもとでの贅沢なディナーをご希望だし、はたまた太るのがイヤだからと軽いディナーを望んだり。
そして、僕ら男性陣。
男というものは全くロマンスに欠けていて、
色の区別さへつけられないというか・・・。
暗めの赤紫色も、バラ色も海老茶も、それに赤紫色も、単なる赤としか言えないのだから。
だから、バレンタインの日だってどうしたら良いものかがわからないのだ。
日本では単に女性が男性にチョコレートを渡すものだけれど、
アメリカ、もちろんハワイでは男性が女性を特別に扱う日と決まっている。
けれど絶望的な夫たちは、バレンタインのためにロマンティックな計画は立てられず、
レストランの予約電話はつながらず、困り果てたりするものなのだ。
でもカハラホテルの中にあるアランチーノは、シェフ、Daisuke Hamamoto氏によるロマンスをテーマにした
5つのコースがサービスされる。
(このディナーのあとは、ちょっぴりエッチな気分に持ち込むにもかなり役立ってくれる・・というのは事実である)
最初はワシントン産しょっぱさを和らげた生ガキ、チョウザメのキャビア、そして海水を使ったゼリー添え。
感動なのは、オリーブオイルを使ったスパイシーなピカンテソースと、
ほどよく酸味のきいたフィンガーライムが、ピペットでサーブされることだ。
アンティパストは春野菜のチーズフォンデュ。
綺麗な色のローカルスイートポテトや、芽キャベツ、ブレッドなどを、
あたたかでクリーミーなイタリアのフォンティーナチーズにフォンデュするのだが、
ディナーの後のキスのことを考えて、焦って食べてしまい、熱いチーズで舌をやけどすることは避けたいもの。
プライムとしては、
ガーリック、ポモドーロのリングイネと赤ワインとオックステールで煮込んだ黄金のように綺麗な色のリゾットが選べる。
両方とも香り豊か。違う料理をチョイスし、シェアするのが理想かもしれない。
そしてメインはシンサトポークのグリル。
レンコンの揚げ物が添えられているのだが、グアバの木でスモークされた香りが何ともふくよかなのだ。
フィナーレにはチョコレートのムース。
自家製のチョコレートムースにラズベリーのソルベがのせられ、素敵な箱に詰められサーブされる。
一人$89のコースがワイン付き、$30プラスでも。
すべからくロマンスを求める女性の皆様!この情報をさりげなく男性陣に送り、あなたのハートをつかませてあげてほしい。
きっと男性陣はあなたの、さりげないはからいにきっと感謝するはずだから。
これは、バレンタインのお話しだけれど、アランチーノのコースは、男女のロマンスにとってはずせないもの。
愛するカップルにとってみれば、1年中毎日がバレンタイン。
ぜひアランチーノロマンスをお試し頂きたい。